歯ぎしりについて

皆さんこんにちは。

名駅アール歯科・矯正歯科でございます。

今日は歯ぎしりについてお話ししますね！

歯ぎしりをしている割合は日本人で約５～１５％と言われています。

ご自身、旦那さん、お子さんで歯ぎしりが気になることありませんか？

実は歯ぎしりは歯にとても負担をかけてしまっているのです！

歯ぎしりをしてしまう人はこんな人！

歯ぎしりをしてしまう人は、眠りの浅い人に多いといわれています。

なぜかというと歯ぎしりは眠りが浅くなっているレム睡眠時に起こるからです。そしてそれが続くことで熟睡が出来ず、不眠の原因にもなります。

歯ぎしりを続けていると歯がすり減るだけではなく、歯槽骨（歯肉の中にある歯を支えている骨）や歯肉にも悪影響を及ぼすこともあるのをご存じでしたでしょうか？

性格的には、競争心が強い人、いつも時間に追われている人、目的を達成するためにとことんやろうとする人、ストレス発散がうまく出来ない人などが

歯ぎしりをしやすい傾向にあるそうです。

心身の疲れやストレスが歯ぎしりとして出てしまわないように、少し休んだり息抜きをしましょうね。

歯ぎしりの対策は？？

歯ぎしりが悩みで来院される患者様は歯が痛いなどといって来院される患者様に比べて圧倒的に少ないです。

虫歯などの治療で来院された方のお話をきく過程で、頭痛や肩こり、顎の痛みなどがあることがわかり、その原因が歯ぎしりだと判明することがあります。

歯ぎしりの対策としては、就寝中の歯ぎしりについてはナイトガードというマウスピースを作るのをオススメしています。

マウスピースを使用することによって歯のすり減り、歯の痛み、肩こり、顎の筋肉の痛み、顎関節症などを改善していきます。

治療の流れについては型取りをしてオーダーメイドのマウスピースを作り、就寝時に装着します。

素材はプラスチックで、保険が効くため約3,000円ほど（３割負担の場合）ですが、穴が空いてきてしまったりするので数年に一度は作り替える必要があります。

マウスピースの効果は人それぞれで、なかなか装着時の違和感に慣れないという方もいて朝起きると外してしまっていたというお話も聞きますが、

症状が改善したという方もいらっしゃいます。

歯ぎしりをしていると言われた方はマウスピースを一度試してみることをおすすめします。

ちなみに、市販でもマウスピースは販売しておりますが歯並びにフィットしないことがあるので、あまりおすすめしません。

お近くの歯医者に行って作ってもらいましょう。

放っておくとさまざまな症状を招く、大人の歯ぎしり。

自覚症状がある、家族に指摘されるという方は、ぜひ歯科医院で相談してみてくださいね。