みなさまこんにちは☆
本日は歯周病についての患者様からの疑問を、いくつかお答えしたいと思います。
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Contents
プラークとは、歯の表面に付着している細菌のかたまりです。白色または黄白色の粘着性の沈着物で、目では確認しにくいのですが、舌でさわるとザラザラとした感触があります。
プラークはネバネバと粘着性が強いため、歯の表面にしっかりと付着し、強くうがいしても取れません。
プラーク中には、細菌が約600種類も存在しており、プラーク1mg当たりに細菌が約1~2億個も存在していると言われています。
プラークはバイオフィルムとも呼ばれていて、強固に歯に付着していて、薬品やうがいだけでは除去できません。そのためにしっかりと歯ブラシで除去することが大切になります。
歯周病はみなさんが必ずかかるわけではありません。多くの歯周病は、原因である、歯の汚れ(プラーク)や歯石を、日頃の歯磨きや定期検診などで歯石を除去することで予防することができます。
しかし、遺伝性の病気など、非常に特殊な場合は予防できません。
お口の中には全身の中でも微生物、細菌などが最も多く存在している場所です。そして歯肉は、体の中でもとても敏感な組織です。
あらゆる全身疾患と歯周病の関連性が、近年の研究により指摘され始めています。歯周病との関連を挙げられているものには、呼吸器系疾患・心疾患・糖尿病・妊娠などがあります。なかでも糖尿病との関連は深く、糖尿病は歯周病を悪化させる大きな原因のひとつでもあるのです。
重症の歯周病で、お口の中に歯周病を引き起こしている細菌が多くなると、血液や呼吸器内に入り込んで、心筋梗塞・動脈硬化症・肺炎・早産などを引き起こしやすくします。
喫煙が悪い理由はいくつかあります。
喫煙する人は統計的に喫煙しない人よりも、歯周病にかかりやすいというデータがあります。
また、タバコに含まれる化学物質が歯肉からの出血を抑えたり、歯肉を硬くすることで歯周病の症状が気づきにくくなります。
喫煙者は末梢血への影響があるので、歯周病の治りが悪いです
つまりタバコは、歯周病になりやすくするばかりでなく気づきにくく、また治りにくくする原因と言えます。
大きく分けて、口の中の状態と全身状態によります。
前者は歯並びや歯周病菌の種類、粘膜の形が影響します。
後者は、生活習慣(喫煙など)や、それに関する病気(糖尿病など)遺伝的影響など、色々な要素が関わって歯周病にかかりやすくなるのです。
また、遺伝子診断・免疫応答・炎症反応の検査により、歯周病にかかりやすい患者さんがいると報告されています。
特に通常は40歳前後に症状があらわれる歯周病が、10歳代後半からあらわれる早期発症型と呼ばれる歯周病がこれにあたります。
お酒そのものが歯周病に悪い訳ではありません。
しかし、多くの場合お酒を飲んだ後は、歯を磨かずに寝てしまったり、歯磨きをおろそかにしてしまう事が多い事から、歯周病を進行させる原因の一つと言えるかもしれません。
乳幼児のお口の中にもともと居なかった種類の細菌が、母親からうつることはありますが、歯周病の原因は主にいくつもの細菌が集まってできたプラークです。
したがって歯磨きが行き届いていればお子様にうつることはありませんよ!
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他にも聞きたいことがあれば、いつでもお問い合わせくださいませ。
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