矯正を始めるにあたって①

皆さまこんにちは
名駅アール歯科です。

今日は矯正を始める患者様に向けた[矯正を始めるにあたって]のお話をさせて頂きます。

当院では患者様おひとりおひとりに質の高い治療を安心できる料金で受診して頂ける環境を提供したいと考え、務めています。

●お口の清掃不良によるリスク●
矯正治療中は特にお口の中が汚れやすくなります。
○虫歯○
矯正装置の有無に関わらず、歯磨き不足、糖分の取りすぎは虫歯を作る原因となってしまいますので、ご注意ください。
○歯周炎○
歯磨き不足等で歯周炎になることがございます。
※歯周炎とは歯茎が腫れて炎症を起こす症状です。矯正治療中に歯周炎が進行すると一時的に装置を外して矯正治療を中断させていただく場合もございますので毎日の歯磨きを頑張ってください。。
歯周病が重度の場合は他科での治療が必要となることがあります。
○歯の変色○
矯正治療中の清掃不良は歯の変色を招く可能性があります。
矯正器具の周りや、器具と歯の間に汚れがたまると装置を外した時その部分が大きく変色していたり虫歯になっていたりすることがあります。

●患者様のご協力が不可欠真●
○矯正器具の継続的な使用○
矯正治療上必要と判断した矯正器具は使用していただきますようお願い致します。
※使用できなかった場合は矯正治療結果や治療期間に大きな影響が出てまいります。
○食べ物の自主規制○
矯正治療中は装置を破損する恐れのある、または装置に付着しやすい食べ物の接種はご遠慮ください。
※おせんべい、おもち、ガム、キャラメル、りんごなど硬い食べ物の丸かじり等
○診療時間の厳守○
診療予約は極力守っていただきますようお願い致します。
※やむを得ずキャンセルや変更される場合は早めのご連絡をお願い致します。
※度重なる診療予約のキャンセルは矯正治療の進行を遅らせる原因ともなりかねません。ご注意ください。

●偶発症の種類とご説明●
○既往症○
外傷の既往歯は動かない事がありますので、治療開始までにご申告をお願い致します。
※その場合は、矯正治療後補綴治療など患者様の同意に基づき方針を決めていきましょう。矯正治療外の治療となります。
○ブラックトライアングル○
歯茎が引き締まり隙間ができる現象があります。
※歯が並んでくることにより、歯茎の汚れが取れるようになることで引き締まり隙間ができます。
※成人以降に矯正を始められる方に診られます。これは歯茎と歯にとってはいい変化です。ご安心ください。
○歯髄失活、歯冠変色○
矯正治療中に噛むことにより歯の神経が失活してしまう可能性があります。＝歯髄失活
※歯の中の神経が過敏に反応する方や、歯の移動時に単独の歯が噛みあってしまって時に起きるまれな現象です。
歯髄失活に伴う歯の色の変色の可能性がございます。
※その場合は歯の神経の治療をし、ウォーキングブリーチや補綴治療により、回復をはかります。
○ウォーキングブリーチとは○
神経を取った歯を白くする方法。通常のホワイトニングでは白くすることができない為、歯の中に薬剤を入れて変色した歯を白くすることができます。