こんにちは(^^)
本日は唾液がどういった仕事をしているかについてお話したいと思います!
皆様の口腔内では、唾液が常に分泌され働いて、お口の健康を保っています。
唾液の大きなお仕事には、次の7つがあります。
消化作用・緩衝作用・保護作用・潤滑作用・洗浄作用・抗菌作用・再石灰化作用
それぞれの作用について細かくお話していきますね♪♪
<消化作用>
唾液にはアミラーゼやリパーゼという消化酵素を含んでいます。
アミラーゼは、デンプンやグリコーゲンを麦芽糖(マルトース)に分解します。
リパーゼは脂肪を分解する役割があります。
<緩衝作用>
唾液に含まれる重炭酸塩(HCO₃⁻)は、お口の中を中性に保つ役割があります。
お口の中では、歯垢が食べ物から酸を作り出して、その酸が歯を脱灰(虫歯)させています。
重炭酸塩はその酸を中和してくれるため、歯の脱灰(虫歯)を防ぐ働きがあります。
<保護作用>
唾液は、粘膜に付着し口腔粘膜が乾燥するのを防いでいます。
また、歯の表面ではペリクル(獲得被膜)と呼ばれる0.1㎛程の厚さの薄い膜を形成し、
これが歯を虫歯から守ってくれています。
<潤滑作用>
唾液に含まれるムチンというタンパク質は、唾液に粘りけを与え
食べ物を飲み込みやすいように口腔内で一塊にまとめたり、
唇や舌を潤して口をスムーズに動かせるようにしたりします。
<洗浄作用>
お口の中では唾液の流動によってお口の中の食べかすを洗浄しています。
よって、唾液腺の開口部付近にある下顎前歯は虫歯になりにくいと言われています。
<抗菌作用>
唾液にはラクトフェリン・ペルオキシダーゼ・リゾチーム・ヒスタチンなどの酵素が含まれています。
これらは細菌を溶解・破壊して、細菌や真菌の増殖を抑制する働きがあります。
<再石灰化作用>
歯のエナメル質はカルシウムやリン酸からできています。
唾液中のカルシウムイオンやリン酸イオンが、エナメル質と結合することで
酸によって脱灰された歯の表面を修復します。
その他にも、唾液は味物質を味覚の受容器に届けて食べ物の味を感じやすくしたり、
口腔粘膜の修復にも役立っているといわれています。
入れ歯を吸着するのにも水分である唾液が必要です!
唾液はとても多くの作用を持ち、私たちのお口の健康に大きく関わっています。
しかし唾液は加齢に伴い分泌量が減ったり、また体調により分泌されにくくなったりします。
お口の乾燥が気になるときには、唾液腺をマッサージして刺激すると少し改善するかもしれません☆
どこでも簡単にできるセルフマッサージがあるので、ご紹介しますね!
ご自身のほっぺの、少し耳寄りの部分(酸っぱいものを食べる時にキューっと痛くなるところ)に手を当てて
大きく円を描くように、そっとマッサージしてあげてください。
そこには大唾液腺である耳下腺があります(^^)
お口が極度に乾燥するときには、何か別の問題があるかもしれませんので、
歯医者さんで診てもらいましょう!
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